『雪と』   1991   
キャンバス・油彩   53.3×65.5cm
 大久保 景造 (おおくぼ けいぞう),1936(昭和11)−

 八戸市生まれ。八戸高校卒業。高校時代は印象派風の油絵を描くが、モダンアート協会会員の岡山良一らに刺激され、抽象画の世界に身を置く。昭和32年(1957)、モダンアート協会展に初出品し入選。以後3年連続入選を果たす。昭和36年、創造美術会展で湯川氏賞を受賞し会友となるが翌年退会。その後は個展を中心に活動する。現在は、ふるさとのなつかしき萱葺きの家や、花・壷などのモチーフを、細密に描写する具象作家として活躍している。消えゆこうとしている自然を、写真のような正確な描写で描きあげ、画中には、画家の筆によって丹念に築き上げられたゆるぎない時間と、光・空気が宿り、独自の世界を展開する。