【概 要】
平成12年(2000年)7月に現在の場所に造られたビオトープは,
現在も,同じ場所に存在します。
ビオトープの名前は,「ビオトピア」
長い間,子どもたち,保護者,地域の方に親しまれ,整備されてきました。
「さらさらと たださらさらと ビオトピア」 (あすなろ97号より抜粋)
http://www.hachinohe.ed.jp/hachi_e/userfiles/files/あすなろ 97号 20021218.PDF
「あすなろ98号より抜粋 ~あゆみ~」
http://www.hachinohe.ed.jp/hachi_e/userfiles/files/あゆみ 20030317.PDF
しかしながら,完成当時とくらべて学校の周囲の環境も変化してきました。
それに伴い,水源からわき出る水量もかなり減ってしまいました。
平成27年4月(2015年)…。
いつもの年なら春になると,水が水源から湧き出し,
水路に沿ってきれいな流れを見せてくれていたのですが,
残念ながら,水は湧き出してきませんでした。
夏が過ぎ,秋になりました。
ビオトピアは,水路がどこにあるのか分からないほど草地になってしまいました。
そこで,
今年新しく発足した「お父さん会」が,
ビオトピアにびっしりと生えた雑草を刈り取ってくれました。
造成当時の蛇行した水路が現れました。
きれいな水も水源から湧き出していることがわかりました。
でも,水量が足りず水路に流れずに,側溝側に流れていました。
そこで,奥谷PTA会長を中心に,
水路に水が流れるように土嚢を積んでくれました。
すると,次の日には,きれいな水が…
水路をゆっくりとした流れではありますが,
確実に流れていました。
子どもたちは,大喜びです!
トンボが,卵を産んでいます。
水路のあちこちには,水辺にすむ虫たちが集まってきています。
子どもたちの歓声と笑顔がビオトピアの周りにいっぱいです!
ビオトピア開園時の思い(願い)を
枯らさないようにしなければならないと思っています。
平成27年(2015)10月
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