稲生川ができてから
   伝や人々の協力により,稲生川用水はつくられました。稲生川用水
ができからの三本木原は,荒れた平原から人々のたくさん住む農村へ
とすがたをかえていきました。


 毎年5月4日には,三本木原台地に水が流れた日を記念して,太素
祭が行われます。十和田市の人々は,新渡戸伝を太素塚にまつり,ど
うぞうを立てて,かんしゃの気持ちをあらわしています。



  
 その後,この事業は,国営開こん事業としてもひきつがれ,十和田
市だけてなく,六戸町・下田町・百石町・三戸町までも,用水路が広
がり,田が開かれました。