炭火を入れて着物にあてて、しわをのばしていました。江戸時代から使われていました。
 中に炭火を入れて着物をあて、しわをのばしました。けむりを出すえんとつがついています。明治時代から使われ、ひのしよりべんりだったので、広く使われていました。昭和の中ごろに電気アイロンを使うようになりました。
 冬のはきものです。足がつつみこまれるのであたたかでした。春・夏・秋はぞうりやわらじをはきました。ふだんのはきものは、家でわらを使って農作業がひまな冬の間に作りました。げたは、げた屋さんから買い、よそ行きでした。多くの人がくつをはくようになったのは、昭和の中ごろです。
ひのし
炭火アイロン
つまご