2、鮫のかぐらと鮫こんぴらぐう
 
 「300年以上も前から伝わる 鮫のかぐら」
 
 鮫のかぐらは、昭和55年に、青森県の無形文化ざいに指定されました。そ
のかぐらで使う「ししがしら」をしまってあるのが、鮫こんぴらぐう(右の
写真)です。
 鮫のかぐらのとくちょうは、おどりのふりつけを、形をくずさず、昔のす
がたをそのまま守っているところです。また、「墓(はか)じし」といって、
8月14日、15日には、ふぼく寺のお墓(はか)の前で、せんぞのくようのための
舞(まい)がまわれています。毎年2月から4月にかけて,鮫町生活舘で練習を
しているそうです。こどもたちに教えるようになってから20年になり、よう
やく、あとつぎが育ってきたとほぞん会の会長さんも喜んでいました。
かぐらをやっている人…おとな 10人くらい、
           こども 12人(平成14年現在)
  
 「鮫のかぐらに関するおもなでき事」
 昭和43年 東京国立げき場に出演する。(主に組物)
 昭和46年 「鮫かぐらほぞん会」ができる。
 昭和48年 八戸市文化賞を受ける。
 昭和51年 文化ざいシリーズとして「鮫かぐら」が発行される。(八戸
       市教育委員会編)
 昭和55年 青森県無形文化ざいに指定される。
 平成 6年 東京国立げき場に出演する。 写真
 平成13年 市の「民ぞく芸能(げいのう)の夕べ」でひょうしょうされる


 
 クイズ 「ししがしら」のはな先には、
     どんなしるしが、ついていますか。
平成6年 国立げき場に出演したと
きの写真です。
鮫こんぴらぐう