2.地域の自然を生かした生活

自然を生かした農業
 岩木川流域に広がる津軽平野では,おもに水田による稲作地域が広がり,その周辺部の丘陵地帯では,弘前市をはじめとする各市町村でりんごの栽培がさかんに行われ,全国第一位の生産高をほこっています。また,木造町など
の海岸部の砂丘地帯でメロンやスイカなどの生産も行われています。三本木原では畑作がさかんであり,最近では田子町,東北町などの地域ではにんにく,ながいもの生産が著しく伸びています。


自然に恵まれた漁業
リアス式海岸による天然の漁港に恵まれた三陸海岸北部地域では,八戸市をはじめとして古くから日本有数の漁獲高をほこっています。現在は,養殖漁業や栽培漁業も増えてきています。例えば,むつ湾沿岸の青森市,平内町などの市町村ではホタテ貝の養殖が行われています。このほか,八戸市を中心とするイカやサケ,西海岸のヒラメ,下北半島のウニや昆布など「魚のすみばづくり」や「つくり育てる漁業(栽培漁業)」がさかんに行われています。

1.田子町を調べてみよう。
2.佐井村を調べてみよう。