津軽塗り

　上の写真は、津軽塗りの中の「唐塗（からぬり」と呼ばれている物です。この他にも、津軽塗には「七七子塗（ななこぬり）」「紋紗塗（もんしゃぬり）」「錦塗」があります。
　津軽塗のよいところは、まずきれいなことです。きれいなだけではなく、布を巻いたり漆を何度も重ねて塗ったりしているので、とても丈夫なところも特徴です。
　ここでは、一番生産量の多い唐塗について紹介していきます。唐塗ができるまでには、全部で４３の作業工程があります。ですから、一つの作品ができあがるまでに、５０日から、大きいものだと２ヶ月もかかります。