作る人の工夫が詰まったいちご
丈夫に育てる工夫
病気に強いいちごを作るためには、根を
重点的に考えます。それには、土が大切
です。土が悪いと根がはれないため、土
は農家の宝物といえます。また、肥料に
頼り過ぎないように、最初に1回だけや
り、6ヶ月持たせる土作りを工夫してい
るそうです。肥料はやりすぎるとおいし
いいちごがとれなくなります。
ハウスで作っているため、虫は余り
つきませんでも、11月の実がなる前
に薬をかけ、虫を防いでいます。
良いいちご作りの工夫
一年に1回、仙台や栃木など大きい産地に
視察に出かけ勉強をしています。また、組
合で場を設けて土作りの勉強会や情報交換
をして、みんなで良いいちご作りに取り組
んでいます。
虫がつかない工夫
いちごの品種
市川で作っているいちごには、夜冷処理の
できない『れいこう」と夜冷処理のできる
「とちおとめ」「さちのか」「にょほう」
という品種があります。それを上手に組み
合わせて作っています。
苺生産組合は農家の人が集まって作って
いるので、宣伝はしていません。でも、
時期になるとテレビや新聞社が取材に来
てくれるので、それが宣伝になっていま
す。
宣 伝
仕事の道具
小屋の中には、仕事を効率的に
するための道具がたくさん入っ
ています。