背ラベルの印刷手順
従来、背ラベルは手書きで行ってきましたが、専用のラベルシートとLiCSの機能で
簡単に背ラベルを作成することができます。
専用シートは、
キハラ プリンタ用ラベル 3段 B5 30面 20シート(型番:60481)
キハラ プリンタ用ラベル 3段 A4 48面 20シート(型番:60663)
の、2種類が使用できます。
(クリックするとキハラの商品詳細ページにジャンプします)
<1>
まず、LiCS-R2を起動します。
左側の「業務選択」から
「システム管理業務」をクリックし、
右側の「処理選択」から
「請求記号背ラベル印刷」をクリックし、
背ラベル印刷の設定画面を表示します。
<2>
まず、
用紙サイズ・ラベルの段数・請求番号の指定方法を設定します。
<用紙サイズ>
「B5」と「A4」から選択
<ラベルの段数>
「1段」「2段」「3段」から選択
(ここでは、「3段」を選択したときの説明をします)
<請求番号の指定方法>
「登録済み資料の請求記号」と「入力した請求記号」から選択
(ここでは、「登録済み資料の請求記号」を選択したときの説明をします)
<3>
次に、
印字項目設定をします。
ここでは、ラベル形式が「3段」のときの説明をします。
それぞれの段に、
「何の項目を」「何桁」「どの位置に」印字するかを設定できます。
まず、「1段目」「2段目」「3段目」の中から、設定をしたい段を選択します。
<項目>
「別置記号」「分類記号」「著者記号」「巻号」「その他」の5つから、複数指定できます。
印字をしたい項目にチェックを入れます。
<桁数>
それぞれの項目の右に、桁数を指定するリストがあるので、最大桁数を選択します。
<位置>
「中央揃え」「右揃え」「左揃え」から選択できます。
項目・桁数・位置を選択したら、必ず
「設定」ボタンを押してください。
(「設定」ボタンを押さない限り、設定は反映されません)
同じように、ほかの段も設定します。
「設定」ボタンを押すと、このように印字イメージに設定内容が反映されます。
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<設定例>
1段目: 分類記号3桁、中央揃え
2段目: 著者記号1桁、中央揃え
3段目: 巻号3桁、中央揃え
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<4>
次に、資料番号条件を設定します。
<資料番号を範囲指定する>
番号の範囲入力により、出力データを決定します。
一括で出力したいときなどに利用します。
番号の入力は、範囲の最初の番号と範囲の最後の番号の2つを入力します。
<資料番号を入力指定>
番号をひとつずつ入力し、出力データを決定します。
新しく購入した図書など、数冊〜数十冊だけを出力したいときなどに利用します。
番号の入力には、バーコードリーダを使うことができます。
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入力した番号を取り消すときは、
表示されている一覧の中のその番号をクリックし、
「選択行取消」ボタンを押します。
「全て取消」で、一覧の番号全てを
消すことができます。
上下矢印ボタンで、印字順を変更することができます。
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<5>
最後に、
出力オプションを設定します。
<印刷開始位置を指定する>
印刷開始位置を任意の列・行に指定することができます。
ラベルが半端に余っている場合、これを設定することでムダなく印刷ができます。
<全角で印字する>
文字が全角で印字されます。
<半角スペースで請求記号の各項目を区切る>
ひとつの段に複数の印刷項目を設定したとき、それらの間にスペースが挿入され印字されます。
<資料番号を印字する>
それぞれのラベル下部に資料番号が印字されます。
多数の印字を行った場合、どの図書の背ラベルかが分かりやすくなります。
<6>
すべての指定が終わったら、
「データ抽出開始」ボタンをクリックします。
すると、抽出後印刷プレビュー画面が表示されます。

どのように印刷されるか確認し、よければ
「印刷」ボタンを押して印刷を開始します。
<補足:正しく印刷されない場合>
請求記号の入力が正しくない場合、印刷もイメージ通りにならない恐れがあります。
そのときは、
「資料検索」でその図書を検索し
、「タイトル一覧」「複本一覧」で絞込み、
「ローカル詳細情報」で確認・修正をしてください。
「ローカル詳細情報」請求記号の入力位置は次のようになっています。
これは、「請求記号背ラベル印刷」の印字項目の順番と対応しています。
1.別置記号 |
ほとんどの場合、入力しません。(紙芝居の「K」など、一部例外あり) |
2.分類記号 |
NDCによる区分の数字を入力します。(例:日本史・東北地方なら「212」) |
3.著者記号 |
著者の頭文字を半角カタカナで入力します。
著者ではなく編者などの場合、タイトルの頭文字を入力することがあります。
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4.巻号 |
続き物やセットの図書に振られている巻数を入力します。
事典などで年度を入力する場合もあります。
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5.その他 |
特に入力の必要はありません。 |
よく見かける入力ミスは、別置記号のところから分類記号を入力しているものです。
<分類記号が「221」、著者記号が「エ」、巻号が「1」の場合の入力>
正しい入力 |
誤った入力 |
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※ ラベルに印刷する前に位置などの確認をするため、試し印刷をすることをおすすめします。
※ また、
専用シート以外のラベルには印刷しないでください。プリンタの故障の原因になります。
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