テキストファイルに出力してデータ編集

利用者リストや各種統計、原簿や台帳などはテキストファイルとして出力することにより、Excelで編集できるようになります。
特に原簿や台帳は、LiCSでは1ページ内に印刷できる行数が決められているので、
それ以上の行数を印刷したいときなどには、Excelで編集してからであれば効率よく印刷することができます。

ここでは、「資料台帳」のテキスト出力・Excelでの開き方を説明します。
「テキスト出力」タブでの操作は全て共通です。

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まず、LiCS-R2を起動します。
左側の「業務選択」から「目録・台帳管理業務」をクリックし、
右側の「処理選択」から「資料台帳」をクリックします。


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すると、データ抽出条件設定画面が表示されます。
それぞれ抽出条件を設定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックします。


該当データがあれば、「プレビュー」画面にその内容が表示されますが、
今回は印刷せず、テキスト出力を行いたいので、画面上部の「テキスト出力」タブをクリックします。


<3>
すると、このようなテキスト出力設定画面が表示されます。


<出力するデータを決める>
左の「出力できるデータ」の中から項目を選択し、真ん中の「追加」ボタンをクリックすると、
右の「出力するデータ」へ項目が移動します。
全ての項目を出力する場合には、「全て追加」ボタンをクリックします。
     

また、「出力するデータ」から必要のない項目を削除する場合は、その項目を選択してから「削除」ボタンをクリックします。

<出力先を決める>
出力先のフォルダ名とファイル名を決めるには、まず「参照」ボタンをクリックします。


すると、ファイル保存をするための画面が表示されるので、場所を決め、
ファイル名を入力し、「保存」
ボタンをクリックします。(「保存」とありますが、ここでは保存されません。)


<出力オプション・出力形式を決める>
「見出し行を出力する」は、出力したときに何の項目かを知るために必要になるのでチェックを入れてください。
出力形式は、「カンマ」を選択してください。



全ての設定を終えたら、「出力開始」ボタンをクリックしてください。
これで、テキストデータが出力されます。

<4>
次に、Excelを起動し、「ファイル」から「開く」を選択します。
すると、開くファイルを指定する画面が表示されます。
今回開くファイルはExcelのワークシート形式のファイルではなく、テキストファイルなので、
「ファイルの種類」「テキストファイル」に変更します。
あとは、保存した場所とファイルを選択し、「開く」ボタンを押します。


<5>
テキストファイルを開くときは、「テキストファイルウィザード」が表示されます。
まず、データのファイル形式を「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を 選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


「区切り文字」は「カンマ」を選択します。
すると、データのプレビューの各項目に区切り線が表示されますので、
確認して「次へ」ボタンをクリックします。


最後に、「完了」ボタンをクリックします。


すると、項目や行がセルで区切られた、Excelで編集可能な形式でファイルが開かれます。


あとは、Excelファイルと同様に、編集することができます。

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