各種統計について
学年毎やクラス毎の貸出回数、またどの図書がよく読まれているか、などといった統計は、
LiCSを利用して貸出を行っているのであれば、簡単に出力することができます。
統計の種類は、大まかにわけて5種類になります。
・ 利用統計
処理校と利用者区分を指定して、
「貸出・予約」「リファレンス」「催し物」の回数の集計をします。
(ただし、「リファレンス」や「催し物」に関しては、特に処理が行われていませんので
実質は貸出・予約の結果のみが出力されることが予想されます。)
・ クラス別利用統計
クラス毎に、貸出回数の集計を行います。性別ごとの集計も設定できます。
・ 貸出館別ベストリーダー
処理校・利用者区分・学科区分・学年・組を指定し、
その条件に該当する利用者の中で
どのような図書がよく読まれているかを集計します。
「何位までを表示するか」は、任意で決めることができます。
・ 利用者ベスト
処理校・利用者区分・学科区分・学年・組を指定し、
その条件に該当する利用者の中で
どの利用者が多く読んでいるかを集計します。
ベストリーダー同様、「何位までを表示するか」は、任意で決めることができます。
・ 読書記録
指定した条件に該当する利用者の、
一人ずつの履歴を出力することができます。
ただし、これは個人情報ですので、取扱いには十分注意してください。
すべての統計の期間の設定は共通で、
「日報」「月報」「学期」「年報」「期間」の5種類です。
なお、「学期」の場合、1学期は4/1〜8/31、2学期は9/1〜12/31、3学期は1/1〜3/31となります。
「期間」は、任意の年月日を指定することができます。
これらの統計を出力するには、LiCSを起動します。
左側の
「業務選択」から
「統計・予算業務」をクリックし、各種統計を選びます。
<利用統計>
設定する条件は、処理単位・利用者区分・処理校の3項目です。
条件を指定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックしてください。
<クラス別利用統計>
設定する条件は、処理単位・処理校・利用者区分・学科区分・学年・組の6項目です。
抽出オプションの「貸出冊数を性別ごとに集計する」にチェックを入れると、
指定したクラスの集計をさらに性別ごとに分けて出力することができます。
条件を指定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックしてください。
<貸出館別ベストリーダー>
設定する条件は、処理単位・表示順位・処理校・利用者区分・学科区分・学年・組の7項目です。
出力方法については、以下の通りです。
明細:処理校・資料種別ごとの順位
館別:処理校ごとの順位
資料種別:資料種別ごとの順位
総合計:指定した全処理校における順位
(ただし、「資料種別」は「図書」のみのため、「明細」「館別」「資料種別」による出力はすべて同じ)
条件を指定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックしてください。
<利用者ベスト>
設定する条件は、処理単位・表示順位・所属校・利用者区分・学科区分・学年・組の7項目です。
出力方法については、以下の通りです。
学校別:指定した所属校ごとの順位
全校:指定した所属校全てにおける順位
条件を指定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックしてください。
<読書記録>
設定する条件は、処理単位・所属校・利用者区分・学科区分・学年・組の7項目です。
さらに、利用者特定方法と帳票レイアウトの指定ができます。
条件を指定したら、「データ抽出開始」ボタンをクリックしてください。
【利用者特定方法について】
指定なし:所属校など、上記の条件に該当する利用者全てを出力
利用者を一件ずつ指定:バーコードをスキャンしたり、利用者検索を呼び出したり、
直接入力利用者番号を入力することで特定

利用者番号の範囲を指定:指定開始利用者番号と指定終了利用者番号を入力し、その間に含まれる利用者を特定
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