「江」は,海,湖,沼が陸地に入り込んだ大きな川のような所という意味があり,地上に悠然と広がり大海に通じている所とも考えられる。江陽地区は,馬淵川,新井田川が太平洋に注ぎ出る両河口にはさまれた地域で,まさに「江」そのものである。
これに対して「陽」は,太陽のことであり,南に輝くものであり,「天」ということ,すなわち「高く輝く」という意味に考えられている。
「江陽」とは,希望に満ちていて積極性を示しているとともに,広く発展性をもったものであり,それに語感も頗る良いということで決められたとのことである。
校章は校名の意味するものを8つの光(当時は学区が8つの町内会からなっていた)で「陽」を表し,それぞれ四方に向かって発展する様を意味し,その中に「江」を図案化したものを表していると言われている。
<図案>二科会 石橋宏一郎