校章について
  
 
  白桐の花、花梗(花の柄)と葉とを組み合わせた「五七の桐」の紋章に「中」の一字を配している。
 聖亭が世に出るのを待って姿を見せる鳳凰(ほうおう)の宿る木が桐であると中国の「万葉集」ともいえる「詩経」にその名が見え、日本でも平安時代に愛唱された「白氏文集」(はくしもんじゅう)に見える。家紋としての古い例では「蒙古襲来絵詞」に見られる大矢種保(天草)の幡(はた)に描かれているが、足利尊氏が後醍醐天皇から桐紋を下賜され、それからのち、足利氏一族や足利氏から戦功の賞としてこの紋を与えられた武将の数が多い。
 「中」の字を図案化した校章はよく見かけるが、紋章を基調にしたものは非常に珍しい。昭和23年第2代校長松山豊氏の構想を当時の職員が受けて図案化したものだという。
 
 桐は6月頃に淡紫色の花が咲き、香りもよく、気品高く、しかも人間と同じように成長するので、本校生徒の人間形成の目標として、桐のような心身(桐心)を培い、勉強・運動に励んでほしいという願いが込められている。