(1)学級設置の目的
しろがね学級は、労災病院に入院している児童・生徒が、治療しながら小・中学校教育が受けられるように設けられた学級です。入院生活での精神的負担を少しでも取り除き、明るく意欲的な療養生活が送れるようになれば、という期待から生まれたものです。入院している児童・生徒の精神面の支えとなるとともに、医療効果を高め、あわせて病気回復後、本来の学校生活に適応させることを目的としています。
(2)沿革
昭和60.4.1 青森労災病院内に八戸市立白銀小学校・同中学校の分教室として開設されました。
小学校
1.明るく思いやりのある子。
2.すすんで学ぶ子。
3.きまりある生活ができる子。
中学校
1.明るい気持ちを持ち、闘病に努める生徒。
2・発達段階や病状に合わせて、学習に取り組む生徒。
3.互いに励ましあい、規則正しい生活をする生徒。
◎病院や家庭・前籍校(入院するまで通っていた学校)と密接に連携をとり、児童・生徒の理解を深めながら指導にあたります。
◎個に応じた学習指導により、学習意欲を向上させ、学習を補います。
◎それぞれの病状を理解させ、健康をめざすとともに、入院児童・生徒同士の交流によって、互いに励ましあい、明るい入院生活が送れるように援助します。
(5)平成15.16.17年度の入級生
◎年度別
小学校 | 中学校 | 計 | |
15 | 4 | 7 | 11 |
16 | 2 | 7 | 9 |
17 | 12 | 9 | 21 |