盛夏から成果を生むことを願って

〜子ども自身が営む生活に期待〜

校長 島守 武

 やっと夏の窓が開け放たれ、樹木を揺らす葉の裏まで透かすような強い光が満ちてきました。

 7月15日は教育活動が盛り上がった1日。快晴の空の下、プールが勢いよく水しぶきを上げ、長く続いた曇天・雨天・低温の赤字経営を払拭するかのような繁盛ぶりでした。田名部管理人さんも満面の笑みで、子どもたちにかける声も弾んでいました。体育館では名久井焼の砂庭先生を迎えて、2年生の親子が一体となり、粘土工作に集中していました。お孫さんとの競演も微笑ましく、生活・趣味織り交ぜてバラエティに富んだ作品群が目を楽しませてくれました。一家の思い出深いお宝になるよう、乾燥から焼き上げまで成功を祈るばかりです。

理科室は「食の教育」の会場です。北給食センターの栄養士さんによる栄養指導をメインに、朝食が生活に及ぼす影響、夕食をとってから就寝するまでの適正な時間など、発達段階に合わせたわかりやすい資料をもとに授業が進められました。この日を含めて3日間、宮内、小向、小田桐各栄養士さんご苦労様でした。3年生は三社大祭山車づくり現場の見学、青山会の責任者の方から説明を聞き、その喜び苦労などを学んできました。そして午後4時からは、PTA校外指導委員会を中心にした学区内巡視がスタートしました。中道PTA会長をはじめ協力を申し出たみなさんに生徒指導部の教員が加わり、35名が7グループに別れて学区内を見回りました。暑い最中まことにご苦労様でした。

この1日を振り返ると、まさに1学期の教育活動のエキスを集めたようなプログラムが編まれていたように思います。体力づくり、体験活動、食に関する指導、地域学習、子ども安全サポート事業等々、学校・家庭・地域がより安定した営みができるようにねばり強く取り組んできたことの象徴的1日でした。

71日間、「よく学び、よく遊ぶ」城下小学校の子どもたちは、運動会をはじめとする学校行事、修学旅行などの学年行事にも関心・意欲をもって、前向きに取り組みました。職員一同、一人一人の成長に出会い、1学期を見届けることができ大きな喜びといたします。また、ご家族の親身な励ましとご指導に改めてお礼申し上げます。

夏は子どもの天下、学校から離れて学んだことはいっそう身につきます。「自由と規律」の天秤を身をもって学ぶのも長期の休みが与えてくれる研修です。1年生が休み明けに学校に出てくる姿を特に楽しみにしています。

1学期間、城下小学校ご支援の労をとって下さった各町内会、交通安全協会及び婦人部、防犯協会、老人クラブ、子供会、後援会、公民館、沼館交番そしてPTAの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。またこれからお世話いただく城下・淀山車組の皆様、よろしくお願いいたします。