卒業生の活躍を祈りながら新しい年度に向けて

〜別れの季節から出会いの季節へ〜

校長 島守 武

 3月18日、平成16年度卒業証書授与式は、多数の来賓、保護者に見守られながら挙行されました。式場は厳粛な雰囲気に包まれる中、卒業生ひとりひとりがしっかりと卒業証書を受け取りました。1時間余のなかに6年間にわたる学校生活の全てが凝縮されるような、感動と緊張感が式場の隅々まで行き渡りました。壇上の卒業生と向き合う在校生の呼びかけ「卒業の詩」、このフィナーレは交流の中身が濃ければ濃いほど別れることが辛いことを味わわせました。泣きそうになるのをこらえ、対峙する子どもたちの姿、顔々を直視することはできませんでした。卒業生の最後の絶唱「巣立ちの歌」は別れることの悲しさ、辛さをしっかり受け止めながら、新しい出会いに道を拓いて行こうとするたくましさを教えてくれました。

 

  在校生のみなさん ありがとう

  わたしたち学びました

  助け合うことの大切さを やりとげたあとの充実感を

  わたしたちは忘れません

  人を思いやる心を

 

  さようなら 在校生のみなさん

  さようなら 先生方

  さようなら 城下小学校

  希望と勇気を 心にいだき  輝かしい 未来に向かって

  わたしたちは 今 巣立ちます

 

 「蛍の光」の曲に包まれて、校門、玄関には熱い友垣、人垣が作られ、別れを惜しむそのかたまりはしばらく崩れることはありませんでした。持ちきれないほどの品々を手にした子どもたち、校門を去って行く姿に一人一人の思い出を重ね合わせながら涙が滲んでくるのを押し止めることはできませんでした。「さあ、もう家に帰ろう。」と促す親御さんの声を聴いて、目をやるとそこに親子の晴れ着姿が一対、二対・・・、

13年の絆の年を迎える親子のうるわしさに、思わず心が和みました。

 卒業生、保護者のみなさん心から感謝します。中学校での活躍を期待しております。

 

 感動の舞台として卒業式を支えた先生方にも別れ、出会いの季節が訪れます。この3月で、4名の教職員が転任いたします。子どもたちとの出会いを職務の励みに、ますますの活躍を祈っております。ご苦労様でした。