住所:青森県八戸市大字金浜字外ノ久保43番地3
TEL:0178-38-2610
FAX:0178-30-8031
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明治41年 本校誕生秘話

地域の方々の金浜分教場設立への思いは、現在も受け継がれ,「おらだじが建てた学校」と言うように学校への惜しみない協力を頂いています。

学校沿革史より
「当分教場通学区は大字金浜一円にして児童は元大久喜尋常小学校に通学せるも遠路のため冬季積雪に阻まれ或いは風雪に妨げられて出席思はしからざりき、茲に於いて当時の校長川崎正次、学務員髙橋勝太郎、当区長田中常吉氏等数名は部落員の要望を容れて奔走に好く郡長船越宣美氏の快諾を得、明治41年11月9日金浜字外ノ久保43番地1号なる此処に設立し、鮫村立大久喜尋常小学校金浜分教場と称し全科を置き現今に及べり」(昭和4年4月31日)
解説・・・・当時の金浜の児童は大久喜尋常小学校に通学していたが、距離が遠く、冬には積雪や風雪によって思うように登校できないことがあった。これを改善するために、当時の大久喜尋常小学校の校長先生はじめ数名の方々が、地域の要望を聞いて、金浜分教場設立に奔走した。そのおかげで郡長さんが快く許可してくださったので、現在の校庭の場所に設立された。大久喜尋常小学校金浜分教場として全教科を教えることになった。

地域の方のお話
 分教場の校舎は、現在の校庭の真ん中に道路に向いて、役場からの古校舎の材料で建てられた。在校生は、24、5名で、先生は一人で1年生から6年生まで教えていた。
★分教場 昭和11年頃★


★昭和11年落成  2代目の校舎★

        
★昭和45年落成  3代目の校舎★


★現在の校舎★