リ・サイズ?


キューブワードで、デジカメで取った画像を載せて
説明を書こうとしたんだけど・・・
画像を呼び出したら画面いっぱいに出てきてびっくり!
動作は遅くなるし、小さくするのも面倒だし・・・
それはねりこちゃん、圧縮やリサイズをしていないからだよ。
画像が持つ情報量が多すぎてコンピュータが処理できないから、
動作が遅くなるんだよ。
へ〜、そうなんだ。
でも、圧縮とかリサイズとかってなあに?
じゃ、説明しよう!
まずリサイズなんだけど、コレは文字通りサイズを改める、
要は見た目の大きさを変えることなんだ。
大きい分だけ情報量も多くなるし、小さくすると少なくなるんだよ。
下の2つの画像の情報を比べてみよう。
右の画像は、左の画像を30%にリサイズしたものだよ。
同じ画像でも、サイズが違うとここまで情報量も違ってくるんだ
画像1.jpg 
高さ:1000ピクセル 幅:700ピクセル 
約388キロバイト 
画像2.jpg
高さ:300ピクセル 幅:210ピクセル
約52キロバイト
(ここではイメージのため、実際のサイズよりも小さくしています)

そっかぁ。あらかじめ見た目の大きさを小さくしておくと、
貼り付けたとき、極端なサイズ変更とかいらないんだね。
でも、リサイズだけでも情報量を少なくできないこともあるんだ。
そんな時は、圧縮をすると、情報量を少なくすることができるよ。
こないだ、アドバイザーのみっつさんに言われたのよね。
「授業で使う画像はリサイズや圧縮をしてくださいね。」って。
それ以外でもよく耳にする言葉だけど、いったい何なの?
リサイズで見た目の大きさを小さくするのと同時に情報量を少なくすることができるけど、
大きいままで情報量を少なくしたい、ってこともあると思うんだ。
そんな時、圧縮をすることで情報量を少なくすることができるんだ。
画像の圧縮の場合は、その画像の色数を減らすことで情報量を少なくできるんだよ。
圧縮の方式はいろいろあって、圧縮する画像の用途などによって
変える必要があるんだよ。
それじゃ、どんな方式があるのか教えて、りりぃ先生!
よく見かけるのは、「GIF」「JPEG」「PNG」の3つかな。
その1・GIF(じふ) <色数の少ない画像、ホームページのロゴ向き>

・色数は2〜256色の間で選べる
・逆を言うと256色までしか使えないので、写真の圧縮には向いていない
・何度同じGIF形式で保存しても画像は劣化しない
・文字を含んだ画像に適している
・パラパラアニメのように複数の画像を組み合わせて、アニメーションを作ることができる
・背景など、いらない部分は透明にすることができる(透過GIF)

   

(左:透過していない場合 右:透過した場合)

その2・JPEG(じぇいぺぐ) <写真など、たくさんの色を使っている画像向き>

・色数は約1677万色
・色の複雑なイラストや写真に向いているが、逆に色数の少ない画像はにじんだように見える
・文字を含んだ画像は、輪郭がぼけてしまうので適さない
・圧縮率がGIFやPNGに比べて高く、圧縮率の変更もできる
・何度も同じJPEG形式で保存をすると画像が劣化してしまう

その3・PNG(ぴん) <GIFとJPEGのいいとこ取り?>

・色数は2〜256色と約1677万色の2パターンから選べる
・使える色数はJPEGと同じくらいだが、JPEGに比べると圧縮率は低い
・何度も同じPNG形式で保存しても画像は劣化しない
・・・と、まあ、以上が主に使われている3つの形式だよ。
りりぃ先生、いつもどうもありがとう。
リサイズと圧縮、チャレンジしてみるね!


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