ひっつみ             

   八戸地方(南部地方)は、むかしから 
 ヤマセのえいきょうで、米(いね)が、 
 あまりよくとれなかった。このように  
 作物がとれないことを「きょうさく」  
 (ケガジ)といい、米のかわりになるも 
  が、必要であった。そこで、人々は、生 
 活の知恵として、粉(小麦粉・そば粉) 
 を使った食べ物を考えた。保存もきき、 
 食欲も満たしてくれた。これが南部地方 
 の「粉文化」である。         
                
 ヤマセ・・・夏に海側から吹く冷たい風。 
       気温が下がり、作物の生育に 
        影響がでる。

        

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