図書原簿と資料台帳

LiCS内で蔵書の管理を行うことができますが、紙面に出力して保存する場合などに
「図書原簿」「資料台帳」の機能を使うと、簡単に出力をすることができます。

<図書原簿と資料台帳の違い>
どちらも同じように図書の一覧を出力できますが、
図書原簿は、除籍等による未登録の資料番号の分までを資料番号順に出力するため、
大本の原簿としての管理に利用できます。
出力される項目は、最低限の項目のみになります。(9項目)
資料台帳は、受入形態区分(購入、寄贈等)ごとの出力が可能であり、ソートの条件も
資料番号順以外の選択もできる
ため、図書原簿をさらに分類した台帳として利用できます。
出力される項目は、サブタイトルやページ数、ISBN番号など、図書原簿より多くなります。(19項目)

【図書原簿により出力】
<1>
まず、LiCS-R2を起動します。
左側の「業務選択」から「目録・台帳業務」をクリックし、
右側の「処理選択」から「図書原簿」をクリックします。


<2>
すると、図書原簿画面が表示されます。


最初に「データ抽出」タブの内容が表示されていますので、抽出条件の設定を行います。
所蔵館
所蔵している学校を選択します。
全選択の場合は項目名の隣のチェックボックスにチェックを入れます。
受入形態区分
台帳として出力したい受入区分を選択します。
所蔵館同様、全選択の場合は項目名の隣のチェックボックスにチェックを入れます。
資料番号
出力したい資料番号の範囲指定をすることができます。
すべての資料番号を出力範囲とする場合は、入力は不要です。
また、出力したい最初または最後の資料番号のみの指定も可能です。
受入日
出力したい受入日の範囲指定をすることができます。
受入日の指定をしない場合は、入力は不要です。
資料番号同様、出力したい最初または最後の受入日のみの指定も可能です。
出力対象
「図書」「雑誌」「AV」の中から出力対象を選択します。
「除籍予定資料を出力する」を選択すると、除籍予定入力した図書の情報も出力されます。
先頭行の資料番号
資料番号は、連番8ケタ+チェックディジット1ケタの9ケタで構成されています。
原簿の各ページの先頭行が、連番下1ケタが「1」になる番号、もしくは「0」になる番号のどちらかを選択します。

<0始まりの場合>


<1始まりの場合>


以上の条件を指定したら、「データ出力開始」ボタンをクリックします。

<3>
条件に該当するデータが存在した場合、「プレビュー」タブに表示が切り替わり、印刷イメージが表示されます。


内容等を確認し、印刷する場合は画面右下の「印刷」ボタンをクリックしてください。
Excelで編集可能なファイルに出力する場合は、「プレビュー」タブの隣の「テキスト出力」タブをクリックし、
出力を行ってください。
<テキスト出力をする利点>
Excelで編集をすることで、さまざまな書式で出力をすることが可能になります。(色をつけたりなど)
また、LiCSの図書原簿機能で印刷した場合、1ページに10件しか印刷することができませんが、
Excelで編集することにより、それ以上の件数で印刷することができます。
(テキスト出力に関しては「テキストファイルに出力してデータ編集」を参考にしてください。)

【資料台帳により出力】
<1>
まず、LiCS-R2を起動します。
左側の「業務選択」から「目録・台帳業務」をクリックし、
右側の「処理選択」から「資料台帳」をクリックします。


<2>
すると、資料台帳画面が表示されます。


最初に「データ抽出」タブの内容が表示されていますので、抽出条件の設定を行います。
所蔵館
所蔵している学校を選択します。
全選択の場合は項目名の隣のチェックボックスにチェックを入れます。
受入形態区分
台帳として出力したい受入区分を選択します。
所蔵館同様、全選択の場合は項目名の隣のチェックボックスにチェックを入れます。
資料番号
出力したい資料番号の範囲指定をすることができます。
すべての資料番号を出力範囲とする場合は、入力は不要です。
また、出力したい最初または最後の資料番号のみの指定も可能です。
受入日
出力したい受入日の範囲指定をすることができます。
受入日の指定をしない場合は、入力は不要です。
資料番号同様、出力したい最初または最後の受入日のみの指定も可能です。
抽出条件を指定したら、さらに画面下のソート条件を指定し、「データ出力開始」ボタンをクリックします。

<3>
条件に該当するデータが存在した場合、「プレビュー」タブに表示が切り替わり、印刷イメージが表示されます。


内容等を確認し、印刷する場合は画面右下の「印刷」ボタンをクリックしてください。
Excelで編集可能なファイルに出力する場合は、「プレビュー」タブの隣の
「テキスト出力」タブをクリックし、出力を行ってください。

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