１、背景
　平成１０年９月の中教審答申では、学校裁量権限の拡大等に伴い増大する事務に対応するため、「学校事務の共同実施を推進し、事務処理の効率化・集中化を図り、事務の共同処理を推進する必要がある」としています。
　また、文部科学省では、平成１３年度から実施している第７次教職員定数改善計画において、「きめ細かな学習指導や教育の情報化への支援等のため事務部門の強化対応を行う学校への加配」として全国で７２６名の事務職員の加配を行うこととしています。

２、八戸市の状況
　これを受け、八戸市には平成１２・１３年度に１名（白山台小）、平成１４年度には２名（白山台小、湊小）の事務職員が加配され、各中学校学区を単位とした事務ブロックを組織して事務の共同実施の調査研究を実施し、一定の成果を上げることができました。
　平成１５年度、３年間の調査研究を八戸市全体に発展させて加配事務職員を一か所に集中的に配置し全市的に学校事務の共同実施を行うとともに、きめ細かな学習指導や教育の情報化への支援等に対応するため、「八戸市小中学校事務支援室」が設置されました。



　八戸市立白山台小学校

　平成１２・１３年度　研究加配　１名
　平成１４年度　第７次定数加配　１名
　周辺協力校　根城ブロック４校

設置の経緯（2002年度～）へ続く