

明治の中頃に建築された建物で、5間×8間の一般的な大きさです。
間取りは、にわ(土間)、厩(うまや)、ちゃま(居間)、じょうや(物置)、寝部屋、でい(奥座敷)、こざ(奥座敷)となっています。
台所が無いのが特徴で、囲炉裏で調理や煮炊きをしていました。
八戸市南郷歴史民俗資料館をご見学されると、古民家の内部もご覧になることができます。
■昔の人びとの暮らし■
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囲炉裏。食べ物の煮炊きをするので、一年中火が焚かれていました。 | 麻から糸をとり、機(はた)で織って衣類を作っていました。 | 豆腐作りの道具。大豆から作る豆腐はごちそうでした。特別な日には、家で作りました。 |
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味噌玉。味噌は、重要なたんぱく源でした。大豆を煮て、つぶして、味噌玉にして発酵させて、味噌を作りました。 | わら布団。布団の中には、わらを使いました。 | えんつこ。わらを編んだもので、赤ちゃんを入れておきました。現在のベビーベッドです。 |