ウイルスがやってくる!


Windows Updateのことと一緒に、ウイルスの話もあったんだよね。
ウイルスってよくわかんなーい。
ウイルスってどんなことするの?
コンピュータのデータを盗み見て、勝手にバラまいたり、改ざんしたり、
コンピュータのシステムを壊して使えなくしたりする
とっても怖いものなんだよ。
えー!そんなぁ!
ウイルスなんていらなーい!
そうだよね、だからウイルスを防がなくちゃならないんだよ。
そのために必要なのはアンチウイルスソフト
へぇ、そんないいものがあるなら早く教えてよ。
じゃ、そのアンチウイルスソフトってを入れるだけでいいのね?
ちょっと待った!
それは大きな間違いだよ。
アンチウイルスソフトを買って、パソコンにインストールするだけじゃだめなんだよ。
大きく分けて2つのことをしなければならないんだよ。

ひとつはスキャンをする。
これは、パソコンの中にこっそり隠れているウイルスを探し出す作業だよ。
インストールしていても、このスキャンをしないと、ウイルスは発見できないんだ。

もうひとつはパターンファイルの更新。
アンチウイルスソフトは、ウイルスのリストを持っていて、
そのリストにあるウイルスしか見つけられないんだよ。
新しいウイルスを発見するためには、リストも新しくする必要があるんだよ。
その「リストを新しくする」作業が、パターンファイルの更新なんだ。
なるほど、パターンファイル更新して、スキャンすればいいのね?
そう。でもスキャンはこまめにしようね。
こまめってどのくらいなの?
週1回くらいはしよう。理想は毎日なんだけどね。
ウイルスをほうっておくのはとっても怖いことだから。

ただね、ネットワークからウイルスが感染するとは限らないんだ。
ええっ?
それってどういうこと?
フロッピーディスクやCD-ROM、最近便利に使えるフラッシュメモリの中に
ウイルスが入っていると、そこから感染してしまうんだよ。
だから、ネットワークにつないでないからウイルスに感染しない、っていう
思い込みはしてはいけないんだよ。


<アドバイザーのみっつより>
もしウイルスが発見されると、「駆除」「削除」「隔離」のうちの1つの処理が行われますが
その内容を簡単に説明します。
駆除:ウイルスは正常なファイルにくっついて悪さをします。
   感染したファイルのウイルス部分をなくしてしまい、
   元の正常のファイルに戻します。
削除:単体では動けないウイルスもありますが、
   ファイルそのものがウイルスで駆除できないものもあります。
   そのときは「削除」でそのファイルごとなくしてしまいます。
隔離:隔離用のフォルダの中に、感染したファイルやウイルスのファイルを閉じ込めます。
   隔離用フォルダは特殊で、その中にあるウイルスのせいで
   何らかの被害が出るということはありません。


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