八戸市教育委員会では,「地域密着型教育の趣旨を生かした開かれた学校づくり」を推進しています。本校の地域密着型教育は八戸市の中でも先進的であり,他県の行政担当者や大学関係者の視察もあります。
本校は,美保野小学校地域学校連携協議会を中心に,地域密着型教育を推進しています。
1 里山づくり
校地内にある林を,教育環境としてふさわしい里山につくり変えました。木を適度に伐採し,風通しをよくするとともに,国蝶「オオムラサキ」を呼び込むために,オオムラサキが卵を産むエゾエノキの植樹をしました。また,カブトムシの幼虫を育て,シイタケなどのキノコの植菌を行いました。現在,里山には草花が生え,たくさんの種類の蝶が飛び交っています。
運営資金として,「元気な八戸づくり市民奨励金」を活用したり,地域の方々のご厚意による寄付等で賄ったりしています。
2 みほの里山夏まつり
地域学校連携協議会で,「みほの里山夏まつり実行委員会」を組織し,計画・運営を行います。8月末に美保野小学校校庭で,1,000人を超える参加があるほど盛大に開催されます。美保野を多くの方々に知ってほしい,美保野を盛り上げたいという地域の方々の思いにより,平成25年度から実施されました。
3 その他の事業
地域スポーツ大会,環境整備作業,オオムラサキ探索作業など,たくさんの事業があります。
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