1 基本理念
教育は人づくりである。将来、社会の一員として生きる、人としての基本的資質を育てることが教育の役割である。
人が人に教え、人が人から学び、人として育つ。ゆえに、そこに良好な関係、すなわち信頼関係をなくしてはいかなる手段をとっても十分な教育は期待されない。したがって人と人の信頼関係をすべての教育活動の礎に据える。
信頼関係を構築するために人としての「思い」を大切にする。生徒同士、教職員同士、生徒と教職員、保護者と教職員、地域と教職員・生徒。すべての間柄で「思い」を理解・共感し合あえる教育の場を目指す。
2 教育目標・努力目標
【教育目標】
⑴よく学び、自らを高める生徒
⑵礼儀正しく、思いやりのある生徒
⑶心身を鍛えるたくましい生徒
【努力目標】
⑴めあてをもって学習する生徒
⑵思いやりの心で行動する生徒
⑶粘り強く最後までやりぬく生徒
3 学校目標
【学校目標】
「見通しをもって 主体的に学び 学力を高める生徒の育成」
⑴学校目標具現化のための重点施策
①見通しをもって学習に取り組むための授業の工夫・改善
②家庭学習における学習習慣・方法の向上
⑵学校目標達成の評価基準
①1学期始期と2学期末期に市販実力テストを
実施し、5教科平均点を上げる。
②学校評価アンケートにて、学習習慣と学習方
法について高まったという肯定的評価割合を
70%以上とする。
4 学校経営方針
⑴「確かな学力」を育む指導の充実
【授業づくり】
①各教科におけるものの見方・考え方を身に付
け、活用できる学びの場の設定
②授業の導入(発問の工夫)と話合い活動の活用
③特別支援教育(UD)を要とした一人一人に応じ
た個別指導の充実
⑵「豊かな心」を育む指導の充実
【絆づくり・居場所づくり】
①よりよく生きるための基盤となる道徳性を養
い、人間としての生き方について考えを深め
る道徳科の授業を要とした道徳教育の充実
②各行事で生徒指導の機能を生かした指導
(自己決定・共感的人間関係・自己存在感)
の活用
③自己有用感・肯定感を実感できる体験活動を
通して、社会的自立を促すキャリア教育
⑶「健やかな体」を育む指導の充実
【居場所づくり】
①体力と健康を維持するための望ましい食習慣
を形成する食育指導の充実
②心と身体の健康管理に自ら取り組む生徒の育
成を目指した保健・体育指導の充実
③自助・共助・公助の意識を高め「命」を大切
にした安全・防災教育の充実
⑷地域・家庭及び学校間の連携の充実
【魅力ある学校づくり】
①小・中連携を深め、児童生徒に共通する課題
を解決するための教職員の交流と研修
②「夢の実現」に向けた地域の資源(人財)を活
用した教育活動の推進
③学校だより、ブログ、ホームページ及びメー
ル配信等を活用した情報配信
⑸教職員の資質向上を目指した研修の充実
①探究型・課題解決型への授業変換を支援する
校内研修の充実
②諸検査を結果分析し、生徒の実態を踏まえた
指導の推進
③校外研修(一人1研修)への積極的な参加と研
修内容の共有
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