八戸市立美保野小学校
豊かな自然のなかで 一人一人の子どもを大切に育てます
住所:青森県八戸市大字美保野2番地
TEL:0178-25-5661
FAX:0178-30-1025
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墾即魂の精神

 「墾即魂」が息づく美保野小学校

 美保野は,昭和21年以降,開拓によってできた地域です。 戦後,食糧難だった時代に,政府が食料を増やすため全国で開拓を進め,美保野もその一つでした。入植した人たちは,荒れ地を切り開き,畑をつくっていきました。機械のない時代に木を切り倒して開墾したり井戸を掘ったりするのは,本当に大変だったことでしょう。霜の被害により農作物が全滅したこともありましたし,昭和32年に電気が通るまで,ランプ生活でした。
 そのような環境の中でも,昭和26年に馬小屋を改造して,小学校をつくりました(当初は町畑小学校美保野分校として開校)。町内会やPTAの組織もつくっていきました。中学校は3年遅れて,白銀中学校美保野分校として開校しました。美保野小・中学校として開校したのは,昭和30年4月1日のことです(中学校は平成24年度をもって閉校,平成25年度より美保野小学校)  ※学校の沿革 参照
 その後,昭和31年にトラクター導入,昭和33年に公衆電話が学校に架設,昭和40年に簡易水道が完成,昭和41年に待望の市営バス美保野船が開通というように,生活が改善されていきました。
 現在では,向かいに八戸学院大学と短期大学があり,近くには美保野病院や瑞光園,ユートピアやのぞみ園などの福祉施設もあります。また,近くに久慈道が通るなど交通の便も快適で,当時とはだいぶ様相も変わり,生活も便利になりました。
 しかし,美保野小学校では,そのような開拓の精神を少しでも今の子どもたちに伝えたいと考えています。
 美保野小学校の敷地に,「墾即魂」と刻まれた石碑が建っています。さまざまな意味があると思いますが,開拓魂,逆境をはね返す精神力,無から有を生み出す意志力などととらえられるのではないでしょうか。文部科学省では,「生きる力」を育てることを学習指導要領に掲げていますが,美保野の「墾即魂」こそ「生きる力」であり,今を生きる子どもたちにとても大切な能力です。
 美保野小学校は,こんな魂が息づいているところです。